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アンカー 1
ほら、ここにいた!
何かしゃべってる!!
~ローズマリー城に住む妖精たちの会話~
ローズ王子
Prince Rose
健康維持やアンチエイジングに関して私たちローズマリー一族には強力なパワーが備わっているのよ。
科学的に研究してくれている学者さんもかなり多いもの。
知ってる!化学、医学そして薬学の分野だよね。
ボクたち一族のパワーはあちこちで実証されてる。
論文も世界中で数えきれないくらい出されているもん。
これからボクたちの一族では「星の数ほど」というのを「ローズマリーのパワーに関する論文の数ほど」ということにしようよ!!
そ、そうね。
長いけど 。。。
Princess Mary
マリー姫
Butler, Carnoh
執事のカルノー
(カルノシン酸の妖精 ?)
はじめまして。執事のカルノシンサン・アシドと申します。
カルノーとお呼びください。
ローズ王子とマリー姫にお仕えしています。
今年(2022年)1月に、ローズマリー由来のカルノシン酸が、新たなメカニズムで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を抑制する可能性を示す論文が発表されました。
蓄積された膨大なデータを活用したとのことです。トップジャーナルのオンライン版に論文掲載されましたね。
というわけで、
ウイルスが感染する前に私ができる限り身をもって防御してみせましょう。
今後私の一家は大変忙しくなりそうですな。
どうぞご期待ください。
まずはゆっくりとお風呂に行ってまいります。
そのためのタオル。。。
カルノシンとカルノシン酸 、
よく間違われるんだけど、この二つの化合物は全く異なる別の化合物なのよ。
知ってる! どちらも健康効果が報告されてるから同じものだと思ってる人が多いよね。
カルノシンはヒトの体、特に筋肉にあるアミノ酸が二つ結合したイミダゾールジペプチドのひとつ。抗疲労作用が報告されてるわ。筋肉が若々しくいるのには大変に重要な化合物であるらしいの。それに対して カルノシン酸は脂溶性のポリフェノール。もちろんこっちも健康で若々しくいるのにすごく役立つのよ。
ボクたちローズマリー一族の葉に含まれてるのはカルノシン酸!!
これから執事のカルノーのことはポリフェノール・カルノシンサンさんって呼ばなくちゃね!
そ、そうね。
ちょっと面倒だけど。。。
ロスマリン酸とカルノシン酸 のお話です。
この二つの化合物はローズマリー一族に多く含まれどちらも典型的なポリフェノールとしてよく知られております。
特にリウマチなどの慢性の炎症性の疾患において炎症を軽減する作用があると聞いております。
ローズマリーにあるとされる抗炎症作用は、このふたつの化合物に由来するところが大きいのかもしれませんな。
ただ相違点もあります。最も大きな違いはロスマリン酸が親水性であるのに対して、我々カルノシン酸が脂溶性であることです。このふたつが高濃度にあれば脂溶性の活性酸素も水溶性の活性酸素も除去できるので効果的であることが予想できるでしょう。
またロスマリンは植物界に広く分布しているのに対して、カルノシン酸はローズマリーなどの数少ない植物にしか含まれないという相違もあります。
つまり! 我々カルノシンサン・アシド一家はローズマリー一族に忠実に真面目にサステナブルかつSDGsにお仕えしているということです。
よくわかんないけど、
ポリフェノール・カルノシンサンさんには感謝してるよ!
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